愛すべき景色

作詞/山﨑ツトム・玉水伸光・松島昌平
作曲/山﨑ツトム・玉水伸光
ラップ/ちばしん

何度でも 何度でも 立ち上がれるさ 二人でなら

いくつもの時を数え 僕たちは辿り着いた
これから何があろうとも 共に歩んで行こう
嵐に打たれても 踏みとどまる名もなき草花が
差し込む朝日に照らされて 誇らしく凛と立つように
何度でも 何度でも 笑い合えるさ
何度でも 何度でも 分かち合えるさ
二人でなら

錆びついた公園に シャッター下りた駄菓子屋
セピア色に染まりきった あの頃の溜まり場
息をひとつ吐き出して 見渡した街並み
時が経てど 愛すべき景色には変わりない
コンクリの隙間から 顔を出した俺たちは
何度も踏まれても 日に向かうタンポポ
さあ行こうか その手を繋いで

また 何度でも立ち上がれるさ 二人でなら

僕たちが歩いた道から そうだね何もかも見えた
嘘や後悔も悲しみも 全て愛すべき景色だ
遠く続くアスファルト 雨に打たれ冷たくなっても
やがて昇る太陽に 照らされてキラキラと輝き出す

何度でも 何度でも 歩き出せるさ
何度でも 何度でも 支え合えるさ
何度でも また太陽が昇り出す
何度でも いつも変わらずにここに立つ
やり直せるさ 絆と靴紐固く結び直し歩き出す
何度でも 続く地平線の彼方へ
何度でも 墓までこの手離さねえ
立ち上がれるさ 同じ景色見てきた
二人でなら

知人の結婚式のためにlamp玉水と作った曲。

どうしても浮かんで来なかったフレーズがあり苦慮していたところ、松島昌平この男がサクッと「愛すべき景色」という言葉でそれを埋めてくれた。

単調だった楽曲にちばしんがラップをフィーチャーし完成。多くの人の手を借りて出来上がった楽曲となった。